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朝になった。本当なら今日はグレートバリアリーフまでクルージングし、その後、体験ダイビングでもする予定だったが、
千晶の様態はとてもそれどころではない。症状はよくなるどころかかえって悪くなっていくようだった。僕はフロントに電話を
“My Wife Feel Sick”などとトラベル用英会話ブックに載っている文章を必死で伝えたが微妙なニアンスが伝わらない・・・。
日本語の喋れるスタッフ
をお願いし、症状を伝えた2人のオーストラリア人のホテルマンが部屋にやって来た。立つことすらままならないので、
ホテル内を走るカートに乗せてもらい、それでフロントまで行った。その後、ホテルが用意してくれた車に乗って約10分程
のところにマリーナやショッピングモールの密集する地域まで行くとそこに小さな病院があった。女医だった。いろいろ話
しかかけくるが一考に意味がわからない。こちらも単語でかたことでしか話しができないまま薬をもらった。錠剤だったが
一粒の大きさが5円玉くらいあり、本当に飲んでも大丈夫なのか僕の方が不安に思ったが、病院から出た
あともまた気分が悪くなり座り込んでしまった。今のところ頼れるのはこれしかないので取り敢えず飲ませた。
ホテルの部屋にもどりベッドに寝かせたが、どんどん体が衰弱していっているように見えた。僕も実は昨晩から
激しい下痢でひっきりなしにトイレに駆けこんでいた。原因はきっと二人で食べた"何か"に違いない。貴重な1日
をそのまま、ベッドで静養にあてた。午前中、晴れていたのに午後から曇りはじめ時々、小雨がはらつく。
夕方になり少し楽になったようなので、フロントで自転車を借りて小雨の降る中、ホテルの敷地内や海辺を
走ってみた。薬が効いたのか少しよくなったように思ったのだが・・・・。まだ、相変わらず食事は何もとれない・・・・。
(下の写真は私達が宿泊したホテル シェラトンミラージュ・ポートダグラスの全貌)
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