喫茶コットン 喫茶コットン
神戸市中央区栄町通


入口には
入口扉の横、レンガの壁には丸いコカコーラのプレートが掛けられています。
話によるとこのプレート、かなりの年代物だとか.....。
今ではすっかりこのお店のシンボルです。




喫茶コットン10坪程度の店内には、小さな4つのテーブルと4人掛けのカウンター席。 古いスピーカーからはご主人の好きなアルゼンチン・タンゴが流れ、 そのバイオリンの歪んだ音色が、ただ“古い喫茶店”と言うだけでなく港町独特の異国情緒を高めてくれてます。
あらかじめミルクとシロップが入ったアイスコーヒー、 いわゆる“レーコー(冷コー)”は390円、コットン名物、ミーコー(ミルクコーヒー)は350円。 他では味わうことのできないミルクの効いたまろやかな甘さが、ジンワリと体中に染み渡ります。
欲のない上品な笑顔の、(僕が言うのも失礼ですが)かわいい感じのご夫婦ふたりで営まれているこのお店、 土曜日は午後2時まで、日曜祝日は定休日なので観光客はなかなか 立ち寄ることは難しいのですが、こう言ったところにもおふたりのマイペースさが伺えます。

たまにはこんな、時間が止まってしまったような小さな喫茶店の窓辺の席で、静かにゆっくりと ノスタルジーにかられるてみるのもいいもんです。
カウンター席
アイスコーヒー
木漏れ日
コットン




追記:2003年 秋



2003年10月27日、マスターがお亡くなりになられたとのお知らせを掲示板にいただきました。土日・祝日定休と平日も早くに閉店してしまうこともあって、最近、全然足を運ぶことができずにいたのですが、奥さんも今年の3月にお亡くなりになられていたそうです。昭和25年からこの街で多くの人たちに愛され、いろんな思い出が詰まったこの小さな喫茶店が、その歴史に幕をとじました。
マスター、奥さん、長い間ご苦労様でした。そしてありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りいたします。


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